
介護の面接って何を聞かれるんだろう…どう答えれば印象が良いのかな?
介護職への転職を考えているとき「面接でどんなことを聞かれるのか」「どう答えれば好印象を持ってもらえるのか」と不安になる方はとても多いです。面接は自分をアピールできる大切な場ですが、準備なしに臨むと実力の半分も伝えられないことがあります。
介護の面接でよく聞かれる内容とその答え方、さらに自分が絶対に確認しておくべきことまでご紹介します。これを読んで準備しておくだけで、面接への不安がぐっと小さくなるはずです。ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事を読んでわかること
- 介護の面接の意図がわかる
- よくある面接で聞かれることがわかる
- 面接時に聞いておくべきことがわかる
私はこんな人です
介護の面接には「意図」がある

面接官が質問する内容には「この人と一緒に働けるか」を確かめるという意図があります。
面接官は質問を通じて、次のようなことを見ています。
- この人は利用者様に寄り添って働けるか
- 職場のチームになじんで働いてもらえるか
- 長く続けてもらえそうか
- 困ったことがあったときに相談できる人かどうか
介護の仕事は、利用者様の生活を支える仕事です。そのため、知識やスキルだけでなく、人柄や考え方、仕事への向き合い方がとても重視されます。「正しい答えを言わなければ」と気負わず、自分の言葉で誠実に伝えることが印象アップにつながることもあります。
よくある介護の面接で聞かれること

介護の面接でよく聞かれる内容はある程度決まっています。事前に答えを整理しておくだけで、本番の緊張を大きく減らすことができます。
よく聞かれる質問は以下の7つです。
- 自己紹介・これまでの経験について
- 志望動機について
- 転職理由について
- 介護に対する考え方について
- 長所・短所について
- 夜勤・残業への対応について
- 将来のキャリアについて
そして各質問の面接官の意図です。
① 自己紹介・これまでの経験について

これまでどんな仕事をしてきましたか?
面接のほぼ全てで最初に聞かれる質問です。面接官は経歴だけでなく、話し方・落ち着き・第一印象も同時に見ています。
② 志望動機について

なぜ当施設を選んでくれたのですか?
数ある介護施設の中で自分の施設を選んだ理由を気にしております。施設のホームページなどから選んだ理由を見つけ「給料が良さそうだったから」などどの施設でも当てはまるような返答は控えましょう。
③ 転職理由について

前の職場を辞めた理由・辞めたい理由を教えてください
「人間関係が悪くなった」や「給料が低かった」と不満をそのまま話すのは要注意です。面接官は「うちの職場でも同じことを言われるのでは?」と感じてしまうことがあります。
④ 介護に対する考え方について

あなたにとって介護とはどんな仕事だと思いますか?
知識よりもあなたの考え方や価値観を確認している質問です。言葉を考えすぎても嘘っぽく聞こえてしまうため、適度に自分の言葉で答えることが大切です。
⑤ 長所・短所について

あなたの強みと弱みを教えてください
強みと弱みをただ伝えるだけでは相手の意図に答えきれていません。強みに関しては、強みを介護に実際に活かした体験を伝えると良いです。弱みは、理解した上で「こう改善しています」と前向きな言葉とセットで伝えましょう。
⑥ 夜勤・残業への対応について

残業が発生することもありますが大丈夫ですか?
働く条件に関わる大切な確認です。「できます」と答える方が好印象ですが、正直に答えることで、入職後のトラブルを防ぐことにつながります。
⑦ 将来のキャリアについて

5年後、どんな介護士になっていたいですか?
長く働いてもらえるかどうかを確認している質問です。資格取得の目標やなりたい姿を具体的に伝えると、意欲が伝わりやすくなります。
面接官に好印象を与える答え方

好印象を与える答え方には共通するポイントがあります。内容よりも「伝え方」で印象が大きく変わることを覚えておきましょう。
以下のポイントを意識するだけで、面接での印象はぐっと上がります。全体を通して意識したいことと、具体的な伝え方について説明していきます。
全体を通して意識したいこと
- 結論を先に話してから、理由や具体例を続ける
- 「でも」「だって」などの言葉は使わない
- 笑顔とうなずきを意識する
- 質問が終わってから、落ち着いて答える
志望動機はこう伝える
「なぜこの施設でなければならないか」を具体的に話しましょう。施設のホームページや見学時に感じたことを盛り込むと、本気度が伝わります。
- 悪い例:「介護の仕事に興味があったので応募しました」
- 良い例:「見学に来たとき、スタッフの方々が利用者様に笑顔で声をかけている姿を見て、ここで働きたいと強く思いました」
転職理由はこう伝える
前の職場の不満は正直に話しすぎず、「次の職場でやりたいこと・叶えたいこと」という前向きな形で伝えるのがポイントです。
- 悪い例:「人間関係が悪くて耐えられなかったです」
- 良い例:「より利用者様一人ひとりに寄り添ったケアができる環境で働きたいと思い、転職を決意しました」
長所・短所はこう伝える
長所は「介護の現場で活かせた実体験」を話せると良いでしょう。短所は悪いと認めつつも「そのためこういうことをしています」と改善していることを添えることで、悪いだけの印象を持たれなくなります。
- 長所の例:「相手の小さな変化に気づきやすいところです。実際に利用者様の体調の変化に気づいて、早めに対応することができました」
- 短所の例:「心配しすぎてしまうところがあります。そのため、優先順位を決めることで、必要なことに集中できるよう意識しています」
これだけは面接で聞いておくべきこと

面接は「選ばれる場」であると同時に、「自分が選ぶ場」でもあります。入職後に後悔しないために、気になることは必ず面接の場で確認しておきましょう。
聞きにくいと感じる方も多いですが、入職したら数年から数十年も働くことになります。「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、次の内容は特に確認しておくことをおすすめします。
- 職員の定着状況について 「スタッフの方はどのくらい長く働かれている方が多いですか?」と聞くと、職場の雰囲気や人間関係の良さがある程度わかります。
- 夜勤の頻度と体制について 月に何回あるのか、何人体制で行っているのかを具体的に確認しましょう。自分が実際に働く時にどのくらい夜勤に入るのかイメージがつきます。
- 研修や資格取得のサポートについて 「入職後の研修はどのような内容ですか?」「資格取得の支援制度はありますか?」と聞くことで、自分のステップアップもイメージでき、職場にも向上の姿勢が伝わります。
- 一日の仕事の流れについて 実際の業務内容と流れを確認しておくと、入職後のイメージのズレを防ぐことができます。
- 有給休暇の取りやすさについて 「有給はどのくらい取得できていますか?」と聞くと、働きやすさの実情が見えてきます。
💡「転職のスケジュールや退職を伝えるタイミングを知りたい」という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
👉 介護の転職、みんなはどのくらい時間をかけてる?後悔しないための理想的なスケジュール
まとめ:準備した分だけ、面接は怖くなくなる

今回ご紹介した内容を振り返ると、次のようになります。
- 面接官は「この人と一緒に働けるか」を見ている
- よく聞かれる質問は事前に答えを整理しておく
- 志望動機・転職理由は「前向きな言葉」で伝える
- 面接は自分が職場を見極める場でもある
- 気になることは必ず面接の場で確認する
面接は準備した分だけ、自信を持って臨むことができます。しかし、準備のやり過ぎで、予想していない質問でも考えてきた言葉で答えようとしてしまうこともあります。「正しい答えを言わなければ」と気負わず、自分の言葉で誠実に伝えることが、一番の印象アップにつながります。
自分の言葉で伝えることができれば、どんな言葉でも必ず面接官に届きます。ぜひ自信を持って、面接に臨んでみてください!
